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看護実践の科学 2020年1月号 / Vol.45 No.1
B5判 104頁 定価1,650円(本体価格1,500円+10%税)

特集

清拭
―看護の専門性と看護技術の可能性
看護師独自の裁量で行なう療養上の世話,なかでも清拭は,患者の苦痛を伴わない技術であり,また,看護を通して病棟文化をはかるメルクマールとなるともいわれます。清拭は長年にわたる実践をもとにした研究により,患者への治癒的効果の報告があり,特に熱布バックケアへの取り組みは看護技術の可能性を示唆するものといえるのではないでしょうか。
本特集では,清拭をとおして看護の専門性のありかと看護技術の可能性について改めて考えます。
2020年1月号

[特集]
清拭 ―看護の専門性と看護技術の可能性
総論 看護における清拭技術の今日的問題/川嶋 みどり
各論 看護実践現場における清拭を再考する―患者にとって,看護師にとっての清拭の意味/澁谷 幸
各論 熱布背部ケアがもたらした効果/重見 美代子
各論 自然の回復過程を整える『熱布バックケア』を日常的なケアに/内山 孝子
各論 学生に伝えていきたい看護/長谷 利子

[新連載]
看護実践論…自分史からの出発
創業の決意「病院の続きの看護をしたい!」/田中 靖代
看護を大事にする組織風土―医療法人協和会看護部の取り組みと「看護の概念化」
座談会 「つなぎととのえる看護」(前編)/青木菜穂子・他
看護歴史研究への誘い
研究対象の時代背景の理解/鈴木 紀子

[好評連載]
編集委員の窓
より質の高い看護をスタンダードに/東 めぐみ
看護師・家族が病気になって
患者になってわかった熱傷の医療・看護の常識・非常識③/河合 桃代・他
物見遊山のフラヌール または聴かずに死ねるかクラシック その23
パリ以降④/中木 高夫
基礎看護技術を再考する
生活を整える看護技術教育の授業計画の立案過程と考え方/野村 志保子
NO.8 ニューマン理論・研究・実践研究会の広場
全体論に導かれる看護の仲間作りへの取り組み過程で現れた自己のありようの探求―出産・育児休暇後,新しい環境に配属された私の“身構え”からの解放 /濱田 麻里子・他
エッセイ
限界集落で暮らす・16 いよいよ認知症か?/宮城 恵里子
研究
終末期心不全患者の人生の語りを聴くことが医療・ケアに関する自己決定を支えた看護/楠元 香織・他
固定チームナーシング研究会・地方会
固定チームナーシング研究会第21回鳥取地方会―チームで育てる個の力~患者・家族を支える看護・介護を目指して~ /谷口 祐子
第217回 杉野元子の研修会リサーチ
作った組織が実を結んでいく/杉野 元子
BOOKS・書評
被災地での生活支援から考える介護/玉元 弘次

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