生命を守り支える看護をアピール
1998年看護の日・看護週間中央行事「彩の国看護フォーラム」


 5月16日,埼玉県・大宮市民会館ホールを会場に1998年看護の日・看護週間中央行事「彩の国看護フォーラム」が開かれた(主催:厚生省,日本看護協会,埼玉県,埼玉県看護協会)。1,800人の申し込みがあったが,会場の関係で1,000人以上をことわったという。予想を上まわる応募は,テレビなどでおなじみの顔が登場することもあるが,看護に対する関心が高まっているのだろう。

 テーマは「生・老・病・死 輝く私と輝く街−育てよう看護の心」。  基調講演は落語家の春風亭小朝氏。テレビ番組で100歳以上の人160人にあった経験から,好奇心をもつことの大切さなど,年をとっても元気でいられる秘訣を披露した。
 パネルディスカッションでは,国際政治学者の舛添要一氏が自分自身の母親の介護を通して,老人保健施設は特別擁護老人ホームの予備軍になっているのではないかなどの問題点を指摘。他に元スポーツキャスターの鈴木文弥氏が脳内出血の後のリハビリ体験を語るなど,多彩な内容だった。

 それらに先立ちJR大宮駅前から,看護学生,埼玉県警音楽隊など500人による街頭パレードが行なわれた。時ならぬ白衣の行進に,街いく人はしばし圧倒されていた。中には「看護婦になりたい」と感想をもらす女子高生もいた。