医療・看護・介護関連情報 2019年5月8日
『在宅医療 診療報酬点数算定ガイドブック』の著者・栗林令子さんからの情報です。
ご諒解のうえ,随時更新します。ご参考ください。

■感染症法に基づく医師の届出のお願い

https://www.mhlw.go.jp/haishin/u/l?p=E–VWtmWG8NXuzmBY

※指定を受けた医療機関のかたはご承知のことと思いますが、下記の改定が行われています。

改正の概要

(1)疑似症の範囲を「発熱、呼吸器症状、発しん、消化器症状又は神経症状その他感染症を疑わせるような症状のうち、医師が一般に認められている医学的知見に基づき、集中治療その他これに準ずるものが必要であり、かつ、直ちに特定の感染症と診断することができないと判断したもの」に改正する。

(2)指定届出機関の指定の基準を「集中治療その他これに準ずるものを提供することができる病院又は診療所のうち疑似症に係る指定届出機関として適当と認めるもの」に改正する。(4月1日実施)

■「人生会議」してみませんか

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_02783.html

※人生最終段階にどんな医療やケアを受けたいか患者さんの意思を確認して診療等を進めることが、療養病棟や地域包括ケア病棟、在宅医療の算定要件として入っていますが、最終段階に話をしても意思決定に持ち込むことは難しいですことが多いようです。もう少し元気なうちの話し合いをしてはどうかとのお勧めです。

人生会議の概要は以下のとおりです。

●あなたは、「もしものこと」を考えたことがありますか?

●人はみな、いつでも、命に関わるような大きな病気や、ケガをして、命の危険が迫った状態になる可能性があります

●命の危険が迫った状態になると約4分の3の方が、これからの治療やケアなどについて自分で決めたり、人に伝えたりする?ことができなくなるといわれています

●治療やケアに関する考えを、あなたの大切な人と話し合っておくと、もしもの時に、あなたの考えに沿った治療やケアを受けられる可能性が高いといわれています

●この冊子は、これからの治療やケアに関する話し合いを始めることを手助けするためのものです

※このほか似たようなものとして「もしバナゲーム」があります。

「もしバナ≒もしものための話し合い」ということからゲームの名前となりました。

将来の意思決定能力の低下に備えて、患者やその家族とケア全体の目標や具体的な治療・療養について話し合う(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)過程の体験をするためのゲームです。

アメリカのカードゲーム Go Wish Gameを亀田総合病院のアドバンス・ケア・プランニングのプロジェクトチームが日本語に訳したものです。カードには重病や死の間際に、大事なこととして口にすること(よい医療を受けたい、家族に見守られて亡くなりたい、痛い思いはしたくない等々)が書かれています。いろいろなやり方があるのですが、4人のグループでカードを交換しながら、最終的に3枚のカードを選んで、選んだ理由をグループ内で発表しながら、最終段階を想定した体験をするゲームです。

元気なときでもちょっと具合が悪くなってからでも、体験しておくと、いざというときに助かるかもしれません。医療機関でもそのような患者さんであれば、意思決定してもらうのにいいかもしれません。(「もしバナゲーム」はアマゾン等で販売されています)


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